病で苦しんでいる方の一助になりたいのが私の願いです

クラリオンヒーリング

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自然治癒力について

人類の歴史は、400万年とも言われています。
多種多様な動植物の中で淘汰され、この400万年を生き抜いてきた人類。この歴史は、様々な病原菌やウイルス、細菌との戦いでした。

  • この中で身につけたのが、免疫力なのです。

>この免疫力は、厳しい環境であればあるほど、適合しようとする能力でもあります。

しかし、近年人類は住みやすい環境を求めるあまり、免疫力は低下していく状況にあります。ここ30年~40年が、それまでの400万年間における人類史の生活を一変させてしまったのです。近年エアコンがどの家庭にも普及し、夏涼しく冬は暖かく一見すると住みやすい環境ですが、
人間の本来持ち合わせている体温を維持調節する機能が損なわれる結果となってしまいました。

熱中症

その良い例が、熱中症です。
数十年前までは、この症状はほとんど表れませんでした。幼少期から、エアコンのある生活が日常化してしまうと、
夏の暑い時に汗をかくという事で体温をさげるという、恒常性の維持機能が働きにくくなってしまいます。また冬場の暖房も同様です。
皮肉にも住みやすい生活環境が、逆に自然治癒力を弱める結果となってしまったのです。
適度の運動により、汗腺が広がり体内から汗が排出され体温の恒常性維持される体に戻っていきます。
熱帯地域では、日本人よりも汗腺の数が2倍位あり、また寒暖の差もあまりないので汗腺が開いた状態が続くので、
あまり熱中症になる人はいません。

抗生物質

また、抗生物質を服用しすぎると、病原菌自体が抗体を持ったり、形を変異させたりして、薬に対して抵抗力を持ち、
抗生物質が効かなくなってしまうことがあります。
最強の抗菌薬と言われているカルバペネムにも耐性菌がでてきて、効果でなくなったことが問題視されています。
安易に抗生物質に頼らず、食べ物の栄養や休息をとることで、改善を促す方法に見直されてきています。
それは、動物園で暮らす動物も同様で、狩りをしない動物は免疫力が弱く、また繁殖力も自然界の動物よりも劣ったり、
寿命が短いことでも明らかです。

自己免疫力の向上

免疫力向上の為には何をすればよいのか?
これは、人間でも動物でも植物でも同様なのですが、少しだけ負荷をかけることです。

私自身、自己免疫力を上げ、体調を維持させることに特に注意を払っています。
行っていることは、寒い冬場でも毛布は使用せず掛布団1枚で寝ます。室温も寒い状態で、加湿しません。
人間の体は、多少負荷がかかった方が、免疫力が働くように作られているのです。
また外出して家に戻ってきても、うがいや手洗いは一切しません。(食事の前の手洗いはします)
また、風呂上がりには冷水を体にかけるようにしています。

人間の体は、多少負荷がかかった方が、免疫力が働くように作られているのです。
体力が無いとできないことですが、徐々に体を慣らしていくことで誰でも免疫力は向上できます。
ロシアでは、寒中水泳をすることで風邪を引かない丈夫な体になると信じられています。

風邪を引きかけた場合、腋下リンパ節と胸腺へ気を送り、抗原抗体反応を促すことを行います。
この部分に気を送る事で、NK細胞やヘルパーT細胞、キラーT細胞が活性化され自己免疫力を上げることで、風邪の予防になります。

施術でも、同じような事をいたしますので気功で風邪の改善も行う事が出来ます。
この施術は自己の体調管理にも役立っており、私はここ数年風邪を引いたことがありません。

またトマトの育て方で、水を与えないことで甘さを引き出したり、米農法でも水を与えないことで丈夫な稲を育てる方法が注目されています。
北海道では、冬場雪の下にキャベツやニンジンなど生育させることで、より美味しい野菜をつくることも行われるようになってきました。
動物も、食事が与えられている動物園よりも、自然界で生き狩りをするのが本来の姿であり、寿命も長くなるのです。

まだ、汲み取りだった時代には肥溜めに子供が落ちてしまう事故がありましたが、
不思議にもそのシーズン子供は風邪を引かなかったいう逸話があったようです。

献血の有効性

その他、献血も免疫力を上げる為に有効と考えています。
血を抜く事で、体は造血しようと働きます。血液の中には、体を再生させる栄養素や免疫力も含まれているので、
自ら血液を作り出す力を引き出すことは、重要なのです。

断食(ダイエット)の有効性

断食(ダイエット)も有効です。
これは、美容上のダイエットというより、免疫力を上げる意味での断食です。
人間の体は、少し飢餓意識があることで、生きようとする潜在意識が働くように創られています。
石原結實医師他、一部の医師が提唱している断食療法も、体を強くし若返らせる方法として知られています。

また、食事を制限することが健康に良いことは、過去作物の取れなかった時期や保存が出来なかった時代を生き抜いてきた証と言えると思います。しかし、精神的病にかかっている方や依存性の強い方は、過食症や拒食症といった問題もありますので、無理な断食は決して我流で行わず専門医の指導に基づいて行った方が良いでしょう。

また筋肉に負荷をかけ、効率的に筋力をつけていく加圧トレーニングや、心肺機能を高める為にあえて酸素の薄い高地で行うトレーニングは環境適合できる人間のすばらしい能力を引き出す方法として知られています。

老いなき世界

ハーバード大学院教授 デビット・A・シンクレア氏著書。
食事や運動、外気温を管理していく事が、健康な体と若さを保つ秘訣である事を説いています。
DNA損傷によるエビゲノムは、喪失される。
適度な食事制限をすることは、サーチュイン遺伝子を活性化させる。
外気温で体に負荷のかかるような生活に身を置くなどが本書のなかで説明されています。

認知症改善のために

なぜ認知症になるのか?

認知症は、左脳の機能の衰えです。左脳は、普段意識的に使っていますが、あまり意識せず無意識に使うようになると、
次第に左脳を使わなくなり機能が衰え認知症になっていきます。車の運転で、慣れてくると無意識に運転している事が多くなり、
それを繰り返していると高齢者が事故を起こす原因となります。最近オートマチック車がコンビニに突っ込んだりする事故が良い例です。

介護施設で、懐メロなど歌い脳トレの練習をしますが、これは認知症の影響の無い右脳の記憶領域を使っているので歌う事が出来ます。
昔の記憶は、長期記憶(右脳)なので覚えている訳です。

認知症改善のトレーニング

場所・時間を問わず、手軽にトレーニングできる方法を説明します。

  1. 頭の中で映画のスクリーンを思い描く。
  2. ボーカル入りの音楽を聴き、言語を頭の中で文字に言語変換する。映画の字幕スーパーを頭の中で描くイメージです。
    人との会話でも可です。
  3. この時出来るだけ、漢字変換する。
    会話のスピードに漢字変換が遅れないようにする為、最初は漢字を思い出せなくても気にしないことが重要。
    慣れてきたら、TVニュースでも出来るようになります。
  4. そのスピードに慣れてきたら、倍速でも出来るようになります。忘れてしまった漢字は調べてください。
  5. 繰り返しトレーニングすると、脳力が高まってくることを実感出来ます。

最近、PCや携帯に頼るがあまり、漢字を忘れる人が多くなってきました。その改善に役立ちます。
ひらがなを漢字に変換する脳の働きは、左脳を使っていますので脳トレになる訳です。
このトレーニングをすると、普段脳の使っていない箇所が鍛えられていると感じる人も多いと思います。
また、繰り返し練習していると、人の会話を聞きながら自分との意見の相違は何なのか?といった多元的な思考の鍛錬になります。

注意点として、やりすぎると常に言語が頭の中で文字化してしまい、無意識に行われるようになるので、
最初は30分程度にとどめておいた方が良いでしょう。